| 20110311is22 被災地支援の作業と結果 |
| 3月11日の東北を襲った津波・原発事故は想像を絶した。震災の状況、避難所の状況等テレビで毎日放映されていた。街で募金に気持ちだけ |
| 支援した。毎日、避難所の状況が放映されていた。その中で一人机でPCに向かっているボランティア(スタッフ)?が映し出された。壁には行方不明や |
| 尋ね人のメモがべたべたと張られていた。そんな状況で自分にできる支援はないか?考えた。それがきっかけで仕事を1ヵ月半中断し仕組みを作った。 |
| ■現状把握のシステムづくり |
| 避難所は混乱し、組織的な情報網もない中で、必要な事は”何?”と考えた。たまたま、新規のシステムづくりの真っ最中だった。アンケート方式 |
| (460項目)で調査・集計・分析する仕組みだった。まさしくこの仕組みをmodifyすれば容易に現状調査の仕組みができると開発着手。5月の連休 |
| 明け(5/12)には一旦完成した。(現状把握したい項目は自由な登録ができる事、ファイルはexcel等で出力できる事を配慮している) |
| ■被災地へのソフトの送付 |
| 5月中旬には福島、宮城、岩手及び東京の知事宛にCDを送付した。結果的には何の返事も無かった。避難者や避難所の状況把握もメディア等の |
| 報道では結構長い間苦戦していた。使われなかったと認識できる。どんなやり方で現状把握していたか?聞いてみたい気もする・・・ |
| ■結果から見る対応 |
| 今回のような実務的な事は必ず具体的な形で結果が付いてくる。特に緊急性があり、結果オーライならよい(極端に言えば何をしてもok!)が、 |
| 避難者への色々な遅延等の対応で「全くに好意の空振りには現状を見ると」考えさせられる事が多い。因みに、ソフトの送付先が知事ではそこまで |
| 物が届かないであろう事、送り先をNGOならと後日言われた!外からの支援は難しいと痛感・・・。 |
| ※災害対応で考えさせられたのは、純粋に頑張るボランティアと仕事としてのボランティアの違いを見せられた気がした。ショックである! |